永倉万治作品目録/第124号
永倉万治作品目録

第124号 参考作品本

2006/11/12 

    『OTV』 (ホイチョイ・プロダクション:著)

          OFFCOLOR TEREVISION

 ★ 帯 文 本

 1  1985(S60)年 7月23日

 2 ダイヤモンド社

 3 変型四六判(198mm×128mm)

 4 0076−676280−4405

 5 ¥850

 6 TV番組を楽しむためのパターン分析新理論?

 7 読むだけでTVがめきめき面白くなる奇跡の大発明 薬や器具を使わない完全に科学的な方法!アッと言う間に七大秘訣でグングン笑える新理論 厳しいトレーニングは不要 早くも大反響(帯文より)

 8 

 9 本書の帯の裏側に永倉万治による惹句文がある。
   ≪私が自信をもって、ホイチョイ・プロダクションの新しい単行本『OTV』をお勧めします。
   長い間、私は、”赤面対テレビ恐怖症”に悩んでいた。昭和34年のある夜、私は母と2人で、アメリカTVコメディ「パパは何でも知っている」を観ていた。あの番組の冒頭シーンは、いつも、”何でも知っているパパ”と”素敵なママ”がキスをした。そのシーンを観ていた当時いたいけな少年であった私は、母の視線と見慣れぬキスシーンのはざ間に揺れた。その時からすでに、思えば徴候があらわれていたのだが、37年のTVCMで、当時のティーンズ・アイドルだった本間千代子が生理用品を手に「やっぱりアンネ」と微笑んだ。あの夜は、隣に姉がいた。姉の視線と見慣れぬアンネのはざ間に揺れて、その時から、私は、完全な”赤面対テレビ恐怖症”になったのです。長い暗い戦い。知人に効くとすすめられ、大リーグギブスを試したこともあったし、マグネットリングや美津濃のエキスパウンダーを使った時期もあった。また一時は紅茶キノコに救いを求めたこともあったが、いずれも効用が散漫だった。ところがどうだろう。ある知人からすすめられた”ホイチョイ・パワー”を試してみたところ、1週間もしない内に、テレビに顔をあげられるようになり、2週間目には、テレビに向って笑っている自分がいた。”ホイチョイ”と、そっと呼んでみるだけで、心が浮き立つにはなぜだろう。あなたも一度、ホイチョイ・パワーをお試しになっては、いかがですか。  コラムニスト 永倉万治

 著者が本文の最終章で永倉に謝辞を表している。
 ≪本書の出版に当っては、多くの方々の御世話になった。(略)推薦の言葉をお寄せ下さった、永倉万治さん(本文で再三使わせていただいた、『ものごとにキョリを置いて見るほど野暮なことはない』というフレーズは、永倉さんのコピーである)、(略)幾重にも御礼申し上げたい≫ (「打上げパーティー(最終章)」より)

10 「万治くらぶ」第63号参照

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