永倉万治 年譜(57)
永倉万治 年譜(57)

永倉万治 年譜(57)・2003年

2011/05/01

   ☆ 2003年(平成15)

  永倉万治亡き後の関連事項を記載していく。


 【生活 年譜】

 10月 5日、永倉有子著『万治クン』が出版される。発行:ホーム社、発売:集英社。
     二人の出会いから別れまでの33年間の夫婦の絆、愛情のすべてを妻が綴る珠玉の作品。

  ≪最後のラブレター 「俺ってカッコいい?」いつもおどけてそう聞いた。いい加減で、出たとこ勝負、体力だけが自慢だったけれど、命を削ってまで書き続けた君。一緒に暮らして幸せでした。万治クン、最後の最後までカッコよかったよ。 夫婦の絆とは、愛とは 没後3年、妻が綴った、作家・永倉万治との33年
   1966年キャンパスでの出会い。フォークバンド、世界放浪、そして『東京キッドブラザース』。それは70年代を駆け抜ける青春だった。やがて、夫は作家としての道を歩み始める。脳溢血の後遺症で“言葉を失った作家”永倉万治。根っからの体育会系で頑張り屋。そして、誰よりも優しい男。出会いから、永遠の別れまで。波乱にみちた歳月を、いつも、傍らで見守り続けた妻が描く≫『万治クン』帯文

 10月 5日夕方、『万治クン』の出版を祝って、永倉有子を囲む会が催された。会は仲間内の私的な集まりで、会場も息子のバイト先の居酒屋でおこなわれた。

 12月 7日、ラジオ・文化放送の「浜美枝のいつかあなたと」のなかの「浜さん家のリビングルーム」に有子夫人がゲスト出演。
      『万治クン』執筆の苦労話や、二人の33年間を語る。

  ≪(お客様)永倉有子さん、(プロフィール)1947年東京生まれ。立教大学在学中に、永倉万治さんと知り合われ、卒業後、23才でご結婚。
  1989年、永倉万治さんが脳出血で倒れられたあとは、闘病生活を支えながら、万治さんの執筆活動を、全面的にサポートされてきました。
  10月には、33年間の夫婦生活を振り返られたご本、『万治クン』を上梓≫ネット「浜美枝のいつかあなたと」

 【作品 年譜】

 【参考 作品】

   9?月    夫婦の絆とは、愛とは 没後3年、作家・永倉万治との33年 「万治クン」 (『集英社新刊ニュース』)

  10月     (今月のエッセイ)主を語るものたち 文:永倉有子(『青春と読書』)

  10月05日  単行本『万治クン』(永倉有子・ホーム社)

  10月07日  「彼に愛してもらっていた」その気持ちがあったから、この本を書けた気がします 
           文:永倉有子(『婦人公論』)

  10月15日  (著者紹介)「万治クン」 永倉万治の半生を夫人(有子さん・45英)が書き下ろし
           文:若林一美(『セントポール』立教大学校友会報)

  10月19日  (この人のこの本)作家・永倉有子 「万治クン」 (『中日新聞』)(未見)

  10月28日  彼が遺してくれた手紙には愛の言葉がいっぱい溢れていた (無署名)(『フラウ』)

  11月     インタビュー永倉有子 逝きて3年。夫・萬治と30年。最後に贈った言葉は「愛してる」
           文:塩見弘子(『オブラ』)

  11月     (メイプル・インタビュー)「万治クン」、あなたのことを書きました 永倉有子さん 
          文:宮内千和子(『メイプル』)

  11月01日  挿絵みたいな欅の大木 文:永倉有子(『朝日新聞』夕刊)

  11月02日  (著者に聞く)永倉有子さん 彼が書くことを教えてくれた 文:梶山龍介(『産経新聞』)


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