永倉万治亡き後の関連事項を記載していく。
【生活 年譜】12月 3日、有子夫人が盛岡失語症友の会主催の「失語症いきいきコミュニケーションのつどいinもりおか'05」で講演をする。
≪作家の故永倉万治さんの妻・有子さん(埼玉県在住)が失語症の夫と歩んだ日々を振り返り、当事者や支える人々の心構えについて思いを語った。
永倉さんは夫が脳出血で倒れた時、初めて失語症の存在を知ったことを紹介し、リハビリにかかわる医療者のありかたについて「その人となりを理解することがリハビリの第一歩ではないか」と指摘。
支える立場としての経験を踏まえ「当事者は支えている人々に『ありがとう』と言葉で感謝を示してほしい」と呼び掛けた。
また、失語症の夫と暮らした日々を振り返り「夫が言葉を失ったことにも意味がある。同じ思いをしている人を励ます使命があり、その妻である私はこの経験を生かさなければならないと思う」と、壇上に立つ理由を披露した≫『岩手日報』(2005年12月6日)【作品 年譜】
【参考 作品】
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