★ 被対象本1 1995(H7)年12月25日
2 毎日新聞社
3 四六判(190mm×131mm)
4 4−620−31090−5
5 ¥1400
6 社会批評
7 阪神大震災/地下鉄サリン事件/オウム真理教/B級お宝コレクター/明治もの三昧/ジジイな気分/大リーガー野茂/超タレント選挙/政教分離/夫婦別姓/シラクの自信/O・J・シンプソン裁判/三島由紀夫……◇附録〈一かけ二かけて〉思い出どっぷり。
空前絶後(にしたい)の、この一年。(帯文より)8
9 永倉と中野は共に1986年から『サンデー毎日』にコラムを書き始め、その頃からの付き合いである。同郷で同年代の中野は永倉本の書評を多く書いている。
本書中の「おそるべし「高校三年生」」での引用は、『新・昭和30年代通信』の「高校三年生」からである。
≪そう言えば、作家の永倉万治さんも「今でも、あの”高校三年生”のイントロが始まると、どんなことがあっても、体の方が歌い始めてしまう名曲である」と書いていたっけ。私はいまだに照れくさく笑ってしまうのだ。でも、確かに深呼吸をしたような気持ちよさも感じる≫
のちに、中野は『斎藤佑樹くんと日本人』にもこの部分を引用している。
彼女は「高校三年生」の歌と共に永倉の思い入れを気に入っているようである。10 「万治くらぶ」第171号参照
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